1PM144|第1回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
刺鍼による脳貧血の発生が少ない場合はどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
刺鍼時の脳貧血、現在でいう刺鍼関連失神が起こりやすい条件を問う問題です。刺激量、体調、刺激部位と安全対応を整理します。
解説
刺鍼関連失神は、恐怖、緊張、空腹、睡眠不足、過剰刺激などを背景に迷走神経反射が起こり、顔面蒼白、冷汗、悪心、めまい、血圧低下、意識消失を生じる状態です。出題上、頸部・肩甲上部への刺激は起こりやすく、腰部への刺激は比較的少ない部位として扱われます。予防には安楽な体位、少ない刺激量、施術前の体調確認が重要です。前駆症状が出たら直ちに施術を中止して抜鍼し、仰臥位で気道・呼吸・循環を確認します。回復しない場合は救急対応が必要です。
選択肢の確認
1.刺鍼量の過剰:発生しやすい条件です。刺鍼量が過剰になると自律神経反応が強まり、失神を起こしやすくなります。
2.睡眠不足:発生しやすい条件です。睡眠不足では体調が不安定となり、迷走神経反射の誘因になります。
3.腰部への刺激:正しい。出題上、腰部刺激は頸部・肩甲上部刺激などと比べて脳貧血の発生が少ない条件です。
4.頸部、肩甲上部への刺激:発生しやすい条件です。頸部・肩甲上部への刺激は脳貧血を誘発しやすい部位として整理されます。
覚えるポイント
- 過剰刺激、睡眠不足、空腹、緊張は刺鍼関連失神の誘因になる。
- 顔面蒼白・冷汗・悪心・めまいは前駆症状である。
- 症状が出たら施術中止・抜鍼・仰臥位・バイタル確認を行う。
- 意識が戻らない場合は救急要請を行う。