20PM93|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午後(科目未分類)
津液について正しい記述はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
津液の生成、代謝、輸送、病理変化を問う問題です。
解説
津液の生成、輸送、排泄という一連の代謝は、肺の宣発粛降、脾の運化、腎の気化、そして三焦という通路によって営まれます。この三焦を通じて行われる津液の代謝機構を三焦気化といいます。したがってこの記述が正しく、正答です。三焦は原気の通り道であるとともに、水液の通路(決瀆の官)とされます。
津液の生成は、飲食物から脾胃が水穀の精微を吸収することによります。腎と膀胱は、津液の代謝の最終段階で気化と排泄を担いますが、生成の場ではありません。
輸送の経路については、津液は経脈の中だけを流れるのではなく、三焦を通路として全身の内外に散布されます。経脈内を流れる血や営気とは異なる点です。
病理変化については、津液が停滞したものが水湿・痰飲です。むくみ、下痢、多量の痰、めまい、膩苔などを生じます。一方、津傷(津液の損傷)は津液が不足した状態を指し、口渇、皮膚の乾燥、便秘、尿量減少をきたします。記述が入れ替わっています。
選択肢の確認
1.津液は腎と膀胱で生成される。
誤り。飲食物から脾胃が生成します。
2.津液の代謝機構を三焦気化という。
正しい。三焦を通路とする津液の代謝を指します。
3.津液は経脈を通じて全身に流れる。
誤り。三焦を通路として全身の内外に散布されます。
4.津液が停滞する病理変化を津傷という。
誤り。停滞は水湿・痰飲、不足が津傷です。
覚えるポイント
- 津液の代謝=**肺(宣発粛降)、脾(運化)、腎(気化)**が関わり、三焦が通路。
- 津傷=津液の不足(口渇、乾燥、便秘)。水湿・痰飲=津液の停滞(浮腫、下痢、痰)。
- 津液の生成は脾胃による。
- 三焦は原気の通り道であり、水液の通路でもある。