20PM94|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午後(科目未分類)
所見と病証との組合せで正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
所見と病証の対応を問う問題です。
虚実と陰陽の判断基準を整理します。
解説
盗汗(寝汗)は、眠っている間に汗が出て、目覚めると止まる汗の異常です。陰液が不足して体を潤し冷やす力が弱まり、相対的に熱が生じた陰虚証の代表的な所見です。したがってこの組合せが正しく、正答です。あわせて五心煩熱、口咽の乾き、午後の微熱、舌質紅で少苔、脈細数がみられます。
隠痛は、鈍く軽い痛みが長く続くもので、押されると楽になる(喜按)ことが多い、虚証の痛みです。陰実証(実証)ではありません。
潮熱は、決まった時刻に潮の満ち引きのように発熱する状態です。陰虚による午後から夜間の微熱(陰虚潮熱)や、陽明腑実による日晡潮熱などがあり、必ずしも陽実証だけの所見ではありません。この設問では別の選択肢が正答とされています。
拒按は、押されるのを嫌がる状態で、邪が実している実証の所見です。陽虚証(虚証)ではありません。虚証では押されると楽になる喜按がみられます。
選択肢の確認
1.隠痛-陰実証
誤り。隠痛は虚証の痛みです。
2.潮熱-陽実証
誤り。この設問では適切な組合せとされていません。
3.盗汗-陰虚証
正しい。陰液の不足による虚熱を示す代表的な所見です。
4.拒按-陽虚証
誤り。拒按は実証の所見です。
覚えるポイント
- 盗汗は陰虚、自汗は気虚・陽虚。
- 隠痛は虚証、脹痛は気滞、刺痛は瘀血、冷痛は寒、灼痛は熱。
- 喜按は虚証、拒按は実証。
- 陰虚=五心煩熱、盗汗、口咽の乾き、舌質紅少苔、脈細数。