21AM28|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)
神経叢で副交感神経線維を含むのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
副交感神経の起始部位を問う問題です。
副交感神経は脳幹と仙髄から出ることを押さえます。
解説
副交感神経は、**脳幹(動眼神経、顔面神経、舌咽神経、迷走神経)**と、**仙髄(S2からS4)**の二か所から出ます。これを頭仙系(脳仙髄系)といいます。
仙髄から出た副交感神経線維は、仙骨神経の前枝に含まれて仙骨神経叢の領域を通り、**骨盤内臓神経(勃起神経)**として骨盤内臓へ向かいます。膀胱の排尿筋の収縮、直腸の運動、生殖器の血管拡張(勃起)を担います。したがって仙骨神経叢が副交感神経線維を含み、これが正答です。
頸神経叢(C1からC4)は、頸部の皮枝と筋枝、そして横隔神経を出します。副交感神経線維は含みません。
腕神経叢(C5からT1)は、上肢を支配する神経叢で、腋窩神経、筋皮神経、正中神経、橈骨神経、尺骨神経を出します。副交感神経線維は含みません。
腰神経叢(L1からL4)は、大腿神経、閉鎖神経、外側大腿皮神経などを出します。こちらも副交感神経線維は含みません。
なお、交感神経は**胸髄と上位腰髄(T1からL2)**の側角から出ます(胸腰系)。
選択肢の確認
1.頸神経叢
誤り。頸部の皮枝と筋枝、横隔神経を出します。
2.腕神経叢
誤り。上肢を支配する神経叢です。
3.腰神経叢
誤り。大腿神経や閉鎖神経を出します。
4.仙骨神経叢
正しい。仙髄からの副交感神経線維(骨盤内臓神経)を含みます。
覚えるポイント
- 副交感神経=**脳幹(III、VII、IX、X)と仙髄(S2からS4)**の頭仙系。
- 交感神経=**胸髄と上位腰髄(T1からL2)**の側角から出る胸腰系。
- 骨盤内臓神経=排尿(膀胱排尿筋の収縮)、排便、勃起に関わる。
- 仙髄排尿中枢はS2からS4。八髎穴の部位が対応する。