21AM27|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)
小脳にみられるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
中枢神経の各部にある核を対応させる問題です。
解説
歯状核は、小脳の白質の中にある小脳核(小脳中心核)の一つで、最も大きく、小脳半球からの出力を担います。小脳核にはほかに、栓状核、球状核、室頂核があります。したがって歯状核が正答です。小脳は運動の協調、平衡の保持、筋緊張の調節、そして運動学習を担い、障害されると運動失調、測定異常、企図振戦、反復拮抗運動不能などが同側に現れます。
**オリーブ(オリーブ核)**は、延髄の前外側にある膨らみ(オリーブ)の中にある核で、そこから出る線維は反対側の小脳へ向かいます(オリーブ小脳路)。延髄にあるものであり、小脳の中の核ではありません。
黒質は、中脳にある神経核で、ドパミンを産生して線条体へ送ります。この部の変性がパーキンソン病の原因です。メラニン色素を含むため黒く見えます。
赤核は、中脳にある神経核で、赤核脊髄路の起始核として運動の調節に関わります。
このように、小脳の中にあるのは歯状核などの小脳核であり、オリーブ核は延髄、黒質と赤核は中脳にあると整理できます。
選択肢の確認
1.オリーブ
誤り。延髄にあり、小脳へ線維を送ります。
2.黒質
誤り。中脳にあり、ドパミンを産生します。
3.赤核
誤り。中脳にあり、運動の調節に関わります。
4.歯状核
正しい。小脳核の一つで、最も大きく小脳半球からの出力を担います。
覚えるポイント
- 小脳核=歯状核、栓状核、球状核、室頂核。
- 中脳=黒質、赤核、大脳脚、被蓋、四丘体。
- 延髄=オリーブ核、孤束核、疑核、錐体交叉、呼吸中枢、心臓血管中枢。
- 小脳障害=同側に運動失調、測定異常、企図振戦、反復拮抗運動不能。