21PM91|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午後(科目未分類)
脳性麻痺について正しい記述はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
脳性麻痺の定義を問う問題です。
四つの要素(病変部位、時期、性質、症状)を確認します。
解説
脳性麻痺は、受胎から新生児期(生後4週以内)までに生じた、脳の非進行性病変に基づく、永続的な運動および姿勢の異常と定義されます。ただし、症状は満2歳までに発現するものとされ、進行性疾患や一過性の運動障害は除外されます。
したがって「運動の永続的障害である」という記述が正しく、正答です。
脊髄病変が関与するという記述は誤りです。病変の部位は脳であり、脊髄ではありません。
進行性病変であるという記述も誤りです。脳の病変そのものは非進行性です。ただし、成長に伴って関節拘縮や変形、側弯が二次的に進むことがあるため、その予防のための管理が重要になります。
生後4か月以降に生じるという記述も誤りです。病変が生じる時期は受胎から生後4週(新生児期)までです。
原因としては、低出生体重、脳室周囲白質軟化症、分娩時の低酸素、核黄疸、脳内出血、中枢神経系の感染などがあります。病型は痙直型(最も多い)、アテトーゼ型、失調型、混合型に分けられます。
選択肢の確認
1.脊髄病変が関与する。
誤り。病変の部位は脳です。
2.運動の永続的障害である。
正しい。永続的な運動および姿勢の異常が定義に含まれます。
3.進行性病変である。
誤り。脳の病変は非進行性です。
4.生後4か月以降に生じる。
誤り。受胎から生後4週(新生児期)までに生じたものです。
覚えるポイント
- 脳性麻痺=受胎から生後4週までに生じた脳の非進行性病変による永続的な運動と姿勢の異常。症状は満2歳までに発現。
- 病型=痙直型(最多)、アテトーゼ型、失調型、混合型。
- 原因=低出生体重、脳室周囲白質軟化症、分娩時低酸素、核黄疸。
- 二次的に生じる関節拘縮、変形、側弯の予防が重要。