22AM41|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)
運動野があるのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
大脳皮質の機能局在を問う問題です。
解説
一次運動野は、前頭葉の中心前回にあります。ここから出た錐体細胞の軸索が**皮質脊髄路(錐体路)**を形成し、延髄の錐体で大部分が交叉して反対側の脊髄へ下行し、骨格筋の随意運動を支配します。したがって前頭葉が正答です。
運動野には、身体の各部位が逆さまの順序で並ぶ体部位局在があり、内側から下肢、体幹、上肢、手、顔面の順に対応します。手や口唇、舌など細かい運動を必要とする部位ほど広い領域を占め、これを図示したものがペンフィールドの脳地図(ホムンクルス)です。
前頭葉にはこのほか、運動性言語野(ブローカ野)、運動前野、補足運動野、そして判断や意欲、社会性に関わる前頭前野があります。ブローカ野の障害では、言葉の理解は保たれるものの発話が困難になる運動性失語が生じます。
頭頂葉には**一次体性感覚野(中心後回)**があり、空間の認識にも関わります。
後頭葉には一次視覚野があります。
側頭葉には一次聴覚野と感覚性言語野(ウェルニッケ野)、嗅覚野、そして記憶に関わる海馬があります。
選択肢の確認
1.前頭葉
正しい。中心前回に一次運動野があります。
2.頭頂葉
誤り。中心後回に一次体性感覚野があります。
3.後頭葉
誤り。一次視覚野があります。
4.側頭葉
誤り。一次聴覚野とウェルニッケ野があります。
覚えるポイント
- 一次運動野=前頭葉の中心前回。一次体性感覚野=頭頂葉の中心後回。中心溝が両者を分ける。
- ブローカ野(運動性言語野)=前頭葉、ウェルニッケ野(感覚性言語野)=側頭葉。
- 運動野には体部位局在があり、手や顔面が広い領域を占める。
- 錐体路は延髄の錐体で大部分が交叉する。