22AM43第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)

大脳基底核の働きはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

大脳基底核の機能を問う問題です。

解説

大脳基底核は、尾状核、被殻、淡蒼球(被殻と淡蒼球を合わせてレンズ核)を中心とし、機能的に黒質視床下核を含めて扱われます。

その働きは、随意運動の調節、筋緊張の調節、姿勢の制御、そして運動の開始と抑制の調節です。したがって「姿勢の制御」が正答です。大脳皮質からの情報を受け取り、視床を介して再び皮質へ戻すループを形成することで、円滑な運動を可能にしています。

障害されると次のような症状が現れます。黒質のドパミン神経の変性によるパーキンソン病では、安静時振戦、筋強剛(鉛管様固縮、歯車様固縮)、無動・寡動、姿勢反射障害が生じます。尾状核の変性によるハンチントン病では舞踏運動が、視床下核の障害ではバリスムが生じます。

感覚の中継を担うのは視床です。嗅覚を除くすべての感覚が視床を経由して大脳皮質に達します。

血糖の調節は、内分泌(インスリン、グルカゴンなど)と、それを統括する視床下部と自律神経が担います。

唾液分泌の調節は、延髄にある唾液分泌中枢(上唾液核と下唾液核)が担います。

選択肢の確認

1.感覚の中継
誤り。視床の働きです。

2.血糖の調節
誤り。内分泌系と視床下部、自律神経が担います。

3.姿勢の制御
正しい。大脳基底核は随意運動と筋緊張、姿勢の調節を担います。

4.唾液分泌の調節
誤り。延髄の唾液分泌中枢が担います。

覚えるポイント

  • 大脳基底核=尾状核、被殻、淡蒼球(+黒質、視床下核)。運動の調節、筋緊張、姿勢の制御
  • パーキンソン病=黒質のドパミン減少。安静時振戦、筋強剛、無動、姿勢反射障害。
  • 視床=感覚の中継(嗅覚を除く)。視床下部=自律神経と内分泌、体温、摂食。
  • 小脳=運動の協調、平衡、筋緊張、運動学習。
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