22AM44|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)
光の刺激により縮瞳が起こる機序で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
対光反射の機序を問う問題です。
どの筋が働くかを確認します。
解説
光が網膜に入ると、視神経を求心路として情報が中脳へ伝えられ、動眼神経副核(エディンガー・ウェストファル核)が興奮します。ここから出た副交感線維は動眼神経を通り、毛様体神経節で中継されて瞳孔括約筋へ至ります。この筋が収縮することで瞳孔が小さくなり、網膜に入る光量が減ります。これが縮瞳です。したがってこれが正答です。
対光反射では、光を当てた側だけでなく反対側の瞳孔も縮小します(間接対光反射)。これは中脳で情報が両側へ分配されるためで、この左右の反応を比べることで障害部位を推定できます。
毛様体筋の収縮は、近見調節において水晶体を厚くする働きです。近見反応には縮瞳も伴いますが、光刺激による縮瞳そのものの機序ではありません。
上斜筋の収縮は、外眼筋による眼球運動です。上斜筋は滑車神経に支配され、眼球を下転・内旋させます。瞳孔の大きさとは関係しません。
外側直筋の収縮も外眼筋の働きで、外転神経に支配され、眼球を外転させます。
なお、瞳孔を大きくする瞳孔散大筋は交感神経に支配され、収縮すると散瞳します。暗所や交感神経の緊張時に働きます。
選択肢の確認
1.毛様体筋の収縮
誤り。近見調節で水晶体を厚くする働きです。
2.瞳孔括約筋の収縮
正しい。動眼神経の副交感成分により収縮し、縮瞳が起こります。
3.上斜筋の収縮
誤り。滑車神経支配の外眼筋で、眼球運動を担います。
4.外側直筋の収縮
誤り。外転神経支配の外眼筋で、眼球を外転させます。
覚えるポイント
- 対光反射=求心路は視神経、遠心路は動眼神経の副交感成分、効果器は瞳孔括約筋。
- 瞳孔括約筋=副交感神経(縮瞳)、瞳孔散大筋=交感神経(散瞳)。
- 光を当てた側が直接対光反射、反対側が間接対光反射。
- 外眼筋=上斜筋は滑車神経、外側直筋は外転神経、その他は動眼神経。