22AM9|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)
体液を介して感染する疾患はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
感染経路を区別する問題です。
体液(血液)を介するものを選びます。
解説
B型肝炎は、血液や体液を介して感染するウイルス感染症です。感染経路としては、血液(注射器の共用、針刺し事故、輸血)、性行為、母子感染があります。したがって体液を介して感染する疾患としてこれが正答です。感染力はHIVよりはるかに強く、針刺し事故による感染の危険も高いため、医療従事者にはワクチン接種が推奨されます。鍼灸の施術においても、単回使用の鍼を用いること、確実な手指衛生、使用済み鍼の適切な廃棄が不可欠です。
腸チフスは、チフス菌に汚染された食物や水を摂取することで感染する**経口感染(糞口感染)**です。感染症法では三類感染症に分類されます。
破傷風は、土壌中に存在する破傷風菌の芽胞が創傷部から侵入して感染します。創傷感染であり、人から人へは伝播しません。深く汚染された傷で危険が高まります。
コレラは、コレラ菌に汚染された水や食物による経口感染です。大量の水様性下痢(米のとぎ汁様便)により急激な脱水をきたします。こちらも三類感染症です。
選択肢の確認
1.腸チフス
誤り。汚染された食物や水による経口感染です。
2.B型肝炎
正しい。血液や体液を介して感染します。
3.破傷風
誤り。創傷部から芽胞が侵入する創傷感染です。
4.コレラ
誤り。汚染された水や食物による経口感染です。
覚えるポイント
- 血液・体液感染=B型肝炎、C型肝炎、HIV、梅毒。
- 経口(糞口)感染=コレラ、腸チフス、細菌性赤痢、A型肝炎、ノロウイルス。
- 空気(飛沫核)感染=結核、麻疹、水痘。飛沫感染=インフルエンザ、風疹、百日咳。
- 施術での対策=単回使用鍼、手指衛生、使用済み鍼の感染性廃棄物としての処理。