27AM8|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)
生体内でホルモンの作用に影響を与える外因性物質の総称はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
環境保健で扱う化学物質の用語を区別する問題です。定義文の「ホルモンの作用に影響を与える外因性物質」がそのまま用語の定義になっています。
解説
内分泌撹乱化学物質は、生体内に取り込まれて内分泌系の働きをかく乱する外因性の化学物質の総称で、いわゆる環境ホルモンと呼ばれます。ホルモン受容体に結合して本来のホルモンのように働いたり、逆に受容体を占拠して作用を妨げたりします。ダイオキシン類、ポリ塩化ビフェニル(PCB)、一部の農薬などが問題とされ、生殖機能や発生への影響が懸念されています。
大気汚染物質は、二酸化硫黄、窒素酸化物、光化学オキシダントなど、大気中で健康影響を及ぼす物質の総称で、内分泌への作用という定義はありません。**浮遊粒子状物質(SPM)**は粒径10マイクロメートル以下の粒子で、呼吸器に沈着して影響を与えるものを指します。**揮発性有機化合物(VOC)**はトルエンやキシレンなど常温で揮発しやすい有機化合物で、シックハウス症候群や光化学オキシダントの原因物質として問題になります。
選択肢の確認
1.大気汚染物質
誤り。大気中の健康影響物質の総称で、内分泌への作用を定義としません。
2.浮遊粒子状物質
誤り。粒径10マイクロメートル以下の粒子状物質で、主に呼吸器への影響が問題です。
3.内分泌撹乱化学物質
正しい。ホルモン作用をかく乱する外因性物質の総称で、環境ホルモンとも呼ばれます。
4.揮発性有機化合物
誤り。シックハウス症候群や光化学オキシダントの原因となる揮発性の有機化合物です。
覚えるポイント
- 内分泌撹乱化学物質=環境ホルモン。ダイオキシン類やPCBが代表。
- SPMは粒径10マイクロメートル以下、PM2.5は2.5マイクロメートル以下。
- VOCはシックハウス症候群の原因物質。