27PM103|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午後(科目未分類)
正経十二経脈の説明で正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
正経十二経脈の基本ルールを問う問題です。陰経と陽経の所属、流注の方向、起点と一巡を確認します。
解説
正経十二経脈には次の原則があります。
第一に、陰経は臓に属して腑に絡し、陽経は腑に属して臓に絡すという表裏関係です。したがって「陽経は臓に属して腑に絡する」は逆であり誤りです。
第二に、流注の方向です。手の三陰経は胸部から手部へ、手の三陽経は手部から頭部(顔面部)へ、足の三陽経は頭部から足部へ、足の三陰経は足部から腹胸部へ流れます。これを「手の陰は胸から手へ、手の陽は手から頭へ、足の陽は頭から足へ、足の陰は足から腹へ」と覚えます。したがって「手の三陽経は顔面部から手部に流れる」は方向が逆であり誤りです。
第三に、流注の起点と一巡です。経脈の気は中焦に起こり、手の太陰肺経から始まって、手の陽明大腸経、足の陽明胃経、足の太陰脾経…と順に流れ、最後の足の厥陰肝経から再び手の太陰肺経へ戻って一巡します。「上焦に起こり」という記述は誤りで、中焦が正しいものです。
第四に、十二経脈はそれぞれ独立した経路をもちながら、表裏の経、同名の経、走行上の接続部位で互いに連絡し、全体として一つの循環をなしています。これが正しい記述であり、正答となります。
選択肢の確認
1.陽経は臓に属して腑に絡する。
誤り。陽経は腑に属して臓に絡します。
2.手の三陽経は顔面部から手部に流れる。
誤り。手の三陽経は手部から頭部へ流れます。
3.経脈は上焦に起こり足の厥陰経で一巡する。
誤り。中焦に起こり、肺経から始まって肝経で一巡します。
4.経脈は各々が独立しながらも連絡している。
正しい。互いに連絡して一つの循環をなします。
覚えるポイント
- 陰経は臓に属し腑に絡す、陽経は腑に属し臓に絡す。
- 流注=手の陰は胸から手、手の陽は手から頭、足の陽は頭から足、足の陰は足から腹。
- 中焦に起こり、肺経に始まり肝経で一巡する。