27PM105|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午後(科目未分類)
陰維脈の郄穴の部位はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
奇経の郄穴とその部位を問う問題です。下腿内側にある似た位置の経穴を正確に区別できるかが試されます。
解説
郄穴は、経気が深く集まる部位で、急性症状や疼痛、陰経の郄穴では出血性の疾患に用いられます。十二経脈それぞれに1穴あり、これに奇経のうち陰蹻脈、陽蹻脈、陰維脈、陽維脈の4穴を加えて、あわせて16の郄穴とされます。
奇経の郄穴は次のとおりです。陰蹻脈は交信、陽蹻脈は跗陽、陰維脈は築賓、陽維脈は陽交です。
陰維脈の郄穴である築賓は、**下腿後内側、ヒラメ筋とアキレス腱の間、内果尖の上方5寸(太渓の上方5寸)**に取ります。したがって正答は3です。築賓は解毒の作用があるとされ、臨床でも用いられます。
他の選択肢が示す部位の経穴も確認します。
「下腿前内側、脛骨内側面の中央、内果尖の上方5寸」は蠡溝で、足の厥陰肝経の絡穴です。
「下腿後内側、アキレス腱の前縁、内果尖の上方2寸」は復溜で、足の少陰腎経の経金穴です。
「下腿内側、脛骨内縁の後方の陥凹部、内果尖の上方2寸」は交信で、陰蹻脈の郄穴です。復溜と交信はどちらも内果尖の上方2寸ですが、復溜がアキレス腱の前縁、交信が脛骨内縁の後方と、前後の位置で区別します。
選択肢の確認
1.下腿前内側、脛骨内側面の中央、内果尖の上方5寸
誤り。蠡溝であり、肝経の絡穴です。
2.下腿後内側、アキレス腱の前縁、内果尖の上方2寸
誤り。復溜であり、腎経の経金穴です。
3.下腿後内側、ヒラメ筋とアキレス腱の間、内果尖の上方5寸
正しい。築賓であり、陰維脈の郄穴です。
4.下腿内側、脛骨内縁の後方の陥凹部、内果尖の上方2寸
誤り。交信であり、陰蹻脈の郄穴です。
覚えるポイント
- 奇経の郄穴=陰蹻脈は交信、陽蹻脈は跗陽、陰維脈は築賓、陽維脈は陽交。
- 築賓=内果尖の上方5寸、ヒラメ筋とアキレス腱の間。
- 内果尖の上方2寸では、復溜はアキレス腱前縁、交信は脛骨内縁の後方。