27PM106|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午後(科目未分類)
八脈交会穴の部位はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
八脈交会穴(八総穴)の8つを覚え、その取穴部位と結びつける問題です。
解説
八脈交会穴は、四肢にあって奇経八脈と通じる8つの経穴です。次のように対応します。
公孫は衝脈、内関は陰維脈(この2つを組み合わせて心・胸・胃の病に用いる)。後渓は督脈、申脈は陽蹻脈(目内眥、項、耳、肩の病)。足臨泣は帯脈、外関は陽維脈(目外眥、頬、頸、耳後、肩の病)。列欠は任脈、照海は陰蹻脈(肺系、咽喉、胸膈の病)です。
このうち、選択肢の部位に当てはまるのは照海です。照海は、足内側、内果尖の下方1寸、内果下方の陥凹部に取ります。したがって正答は2です。照海は陰蹻脈の八脈交会穴であり、咽喉の乾燥や痛み、不眠、月経不順などに用いられます。
他の選択肢の部位が示す経穴を確認します。
「足内側、太渓の下方1寸、踵骨隆起前方の陥凹部」は水泉で、足の少陰腎経の郄穴です。
「下腿外側、腓骨の前方、外果尖の上方7寸」は外丘で、足の少陽胆経の郄穴です。同じ高さで腓骨の後方にあるのが陽交(陽維脈の郄穴)であり、前後で区別します。
「下腿外側、腓骨の前方、外果尖の上方5寸」は光明で、足の少陽胆経の絡穴です。
選択肢の確認
1.足内側、太渓の下方1寸、踵骨隆起前方の陥凹部
誤り。水泉であり、腎経の郄穴です。
2.足内側、内果尖の下方1寸、内果下方の陥凹部
正しい。照海であり、陰蹻脈に通じる八脈交会穴です。
3.下腿外側、腓骨の前方、外果尖の上方7寸
誤り。外丘であり、胆経の郄穴です。
4.下腿外側、腓骨の前方、外果尖の上方5寸
誤り。光明であり、胆経の絡穴です。
覚えるポイント
- 八脈交会穴=公孫(衝脈)・内関(陰維脈)、後渓(督脈)・申脈(陽蹻脈)、足臨泣(帯脈)・外関(陽維脈)、列欠(任脈)・照海(陰蹻脈)。
- 照海=内果尖の下方1寸、申脈=外果尖の直下。
- 腓骨の前方が外丘と光明、後方が陽交。