29AM29|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
β 受容体の刺激で起こるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
アドレナリン受容体の種類と作用を問う問題です。
αとβ、さらにβ1とβ2で作用が異なる点を整理します。
解説
β1受容体は主に心臓に分布し、刺激されると心拍数の増加と収縮力の増大が起こります。したがって心拍数の増加がβ受容体刺激による作用として正しくなります。
β2受容体は気管支平滑筋や骨格筋の血管に分布し、刺激されると平滑筋が弛緩します。気管支は拡張するため、喘息の治療にβ2刺激薬が用いられます。したがって「気管支平滑筋の収縮」は誤りで、実際には弛緩します。
胃平滑筋の収縮など消化管運動の亢進は、**副交感神経(アセチルコリン、ムスカリン受容体)**による作用です。交感神経は消化管運動を抑制します。
外肛門括約筋は横紋筋であり、**陰部神経(体性運動神経)**の支配を受けます。自律神経受容体による調節ではありません。
選択肢の確認
1.気管支平滑筋の収縮
誤り。β2受容体の刺激では気管支平滑筋は弛緩します。
2.心拍数の増加
正しい。β1受容体の刺激により心拍数と収縮力が増加します。
3.胃平滑筋の収縮
誤り。副交感神経による作用です。
4.外肛門括約筋の弛緩
誤り。外肛門括約筋は横紋筋で、陰部神経の支配を受けます。
覚えるポイント
- β1=心臓(心拍数増加、収縮力増大)、腎臓(レニン分泌)。
- β2=気管支拡張、血管拡張(骨格筋)、子宮弛緩。
- α1=血管収縮、瞳孔散大筋収縮、内尿道括約筋収縮。
- 内肛門括約筋は平滑筋(自律神経)、外肛門括約筋は横紋筋(陰部神経)。