29AM28|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
性周期について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
性周期における卵巣と子宮内膜の変化の対応を問う問題です。
卵胞期と増殖期、黄体期と分泌期が対応することを押さえます。
解説
卵胞ホルモン(エストロゲン)は、成熟していく卵胞から分泌され、子宮内膜を厚くします。この時期の子宮内膜の変化を増殖期と呼び、卵巣側の卵胞期に対応します。したがって「卵胞ホルモンの作用により子宮内膜が増殖する」が正しい記述です。
排卵に先立って急激に増加するのは黄体形成ホルモン(LH)であり、このLHサージが排卵の引き金となります。黄体ホルモン(プロゲステロン)が増えるのは排卵後、黄体が形成されてからです。
子宮内膜の増殖期が終わると、排卵を経て分泌期に入ります。分泌期の子宮内膜は腺の分泌が盛んになり、受精卵の着床に備えます。増殖期の直後に月経期が来るわけではありません。
分泌期に卵巣側で起こっているのは黄体の形成と維持であり、卵胞が成熟するのは卵胞期です。
選択肢の確認
1.排卵に先立って黄体ホルモンの分泌が急激に増加する。
誤り。排卵前に急増するのは黄体形成ホルモン(LH)です。
2.卵胞ホルモンの作用により子宮内膜が増殖する。
正しい。エストロゲンにより子宮内膜が厚くなります(増殖期)。
3.子宮内膜の増殖期が終了すると月経期となる。
誤り。増殖期の後は排卵を経て分泌期になります。
4.子宮内膜の分泌期には卵胞が成熟する。
誤り。分泌期に対応するのは黄体期です。
覚えるポイント
- 卵巣=卵胞期→排卵→黄体期、子宮内膜=増殖期→分泌期→月経期。
- エストロゲン=内膜の増殖、プロゲステロン=内膜の分泌と基礎体温の上昇。
- 排卵の引き金はLHサージ。
- 妊娠が成立しないと黄体は退縮し、ホルモンが低下して月経が起こる。