29AM6|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
皮膚の消毒に用いないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
消毒薬の適用対象を区別する問題です。
皮膚や手指に使えるものと、器具や環境にしか使えないものを分けて覚えます。
解説
塩素系消毒剤(次亜塩素酸ナトリウムなど)は、広い抗微生物スペクトルをもち、ノロウイルスなどにも有効ですが、皮膚や粘膜に対する刺激と腐食性が強いため、通常は皮膚の消毒には用いません。用途は器具、環境、リネン、排泄物の処理などです。
アルコール類(消毒用エタノール、イソプロパノール)は、速効性があり皮膚や手指の消毒に広く用いられます。刺鍼前の皮膚消毒の基本です。
ビグアナイド系消毒剤(グルコン酸クロルヘキシジン)は、皮膚刺激が少なく手指や皮膚の消毒に用いられます。ただし粘膜への使用には注意が必要です。
ヨウ素系消毒剤(ポビドンヨード)は、皮膚や粘膜の消毒に用いられ、術野の消毒などにも使われます。
選択肢の確認
1.アルコール類
誤り(用いる)。手指や皮膚の消毒に最も一般的に用いられます。
2.塩素系消毒剤
正しい。刺激性と腐食性が強く、皮膚の消毒には用いません。これが正答です。
3.ビグアナイド系消毒剤
誤り(用いる)。皮膚や手指の消毒に用いられます。
4.ヨウ素系消毒剤
誤り(用いる)。皮膚や粘膜の消毒に用いられます。
覚えるポイント
- 皮膚・手指に用いる=アルコール類、クロルヘキシジン、ポビドンヨード、塩化ベンザルコニウム。
- 器具・環境に用いる=次亜塩素酸ナトリウム(塩素系)、グルタラール。
- アルコールは芽胞には無効。
- 刺鍼前は手指衛生と刺入部の消毒を確実に行う。