29PM108|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午後(科目未分類)
すべての陽経脈と連絡している奇経の郄穴はどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
奇経の役割と、その郄穴を結び付ける問題です。
すべての陽経を維絡する奇経がどれかを特定します。
解説
陽維脈は、全身の**陽経を維絡する(つなぎとめる)**奇経です。対になる陰維脈は諸陰経を維絡します。維は「つなぐ」の意味です。
奇経の郄穴は、陽維脈が陽交、陰維脈が築賓、陽蹻脈が跗陽、陰蹻脈が交信です。したがって、すべての陽経脈と連絡する奇経の郄穴は陽交となります。
陽交は足の少陽胆経の経穴で、下腿外側、腓骨の後方、外果尖の上7寸に取ります。同じ高さの前方には胆経の郄穴である外丘があります。
なお、督脈も「陽脈の海」と呼ばれ陽経を統率しますが、督脈には郄穴が定められていないため、この問題の選択肢には該当しません。
選択肢の確認
1.跗陽
誤り。陽蹻脈の郄穴です。
2.交信
誤り。陰蹻脈の郄穴です。
3.陽交
正しい。陽維脈の郄穴であり、陽維脈はすべての陽経を維絡します。
4.築賓
誤り。陰維脈の郄穴です。
覚えるポイント
- 奇経の郄穴=陽維脈は陽交、陰維脈は築賓、陽蹻脈は跗陽、陰蹻脈は交信。
- 陽維脈=諸陽を維絡、陰維脈=諸陰を維絡。
- 督脈=陽脈の海、任脈=陰脈の海、衝脈=十二経の海(血海)。
- 陽交は外果尖の上7寸で腓骨の後方、外丘は同じ高さで腓骨の前方。