29PM119|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午後(科目未分類)
肩関節の外旋に作用する筋上の経穴はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
肩関節を外旋させる筋を特定し、その筋の上にある経穴を選ぶ問題です。
回旋筋腱板(ローテーターカフ)の各筋の作用を整理します。
解説
肩関節の外旋に働くのは、回旋筋腱板のうち棘下筋と小円筋です(棘上筋は外転、肩甲下筋は内旋に働きます)。
天宗は手の太陽小腸経の経穴で、肩甲部の棘下窩の中央に取ります。棘下窩には棘下筋があるため、外旋に作用する筋の上にある経穴として適切です。
臂臑は手の陽明大腸経の経穴で、上腕外側の三角筋前縁にあります。三角筋は主に外転に働きます。
臑会は手の少陽三焦経の経穴で、上腕後面の上腕三頭筋の部位にあります。上腕三頭筋は肘の伸展が主な作用です。
肩髎は手の少陽三焦経の経穴で、肩峰の後下方、三角筋の部位にあります。
選択肢の確認
1.臂臑
誤り。三角筋前縁にあり、三角筋は主に外転に働きます。
2.天宗
正しい。棘下窩にあり、棘下筋は肩関節の外旋に働きます。
3.臑会
誤り。上腕三頭筋の部位にあります。
4.肩髎
誤り。肩峰後下方の三角筋の部位にあります。
覚えるポイント
- 回旋筋腱板=棘上筋(外転)、棘下筋(外旋)、小円筋(外旋)、肩甲下筋(内旋)。
- 天宗=棘下窩の中央(小腸経)、秉風=棘上窩(小腸経)、曲垣=棘上窩内側端。
- 棘上筋と棘下筋は肩甲上神経、小円筋は腋窩神経、肩甲下筋は肩甲下神経の支配。
- 腱板損傷では棘上筋腱が最も傷つきやすい。