29PM92|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午後(科目未分類)
陽中の陰の臓が剋する臓の生理作用はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
三段階で考える問題です。まず「陽中の陰の臓」を特定し、次にそれが剋する臓を五行の相剋から求め、最後にその臓の生理作用を選びます。
解説
五臓の陰陽配当では、横隔膜より上を陽、下を陰とし、さらに細分します。心は陽中の陽(太陽)、肺は陽中の陰(少陰)、肝は陰中の陽(少陽)、腎は陰中の陰(太陰)、脾は陰中の至陰とされます。
したがって「陽中の陰の臓」は肺です。肺は五行では金に属します。
相剋関係では金剋木であり、肺が剋するのは木の臓、すなわち肝です。
肝の生理作用は疏泄を主ることと蔵血を主ることです。疏泄とは、気の流れを伸びやかに保ち、情志、消化、月経などを調節する働きを指します。
選択肢の確認
1.疏泄を主る。
正しい。肝の生理作用であり、肺(金)が剋する木の臓にあたります。
2.血を主る。
誤り。心の作用です。心は血脈を主ります。
3.運化を主る。
誤り。脾の作用です。
4.水を主る。
誤り。腎の作用です。
覚えるポイント
- 五臓の陰陽=心は陽中の陽、肺は陽中の陰、肝は陰中の陽、腎は陰中の陰、脾は陰中の至陰。
- 相剋=金剋木、木剋土、土剋水、水剋火、火剋金。
- 肝=疏泄と蔵血、心=血脈と神志、脾=運化と昇清と統血。
- 肺=気と呼吸、宣発粛降、腎=蔵精、主水、納気。