30AM17|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
上肢の筋と作用の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
上肢の筋の作用を対応させる問題です。
筋の走行と、またぐ関節から作用を導きます。
解説
腕橈骨筋は、上腕骨外側縁下部から起こり、橈骨茎状突起に停止します。肘関節をまたいで前腕の外側を走るため、肘関節の屈曲に働きます。前腕が中間位(親指を上に向けた位置)のときに最も強く働きます。支配は橈骨神経です。伸筋群の中で例外的に屈曲に働く点が問われます。
大円筋は、肩甲骨下角から起こり上腕骨小結節稜に停止し、肩関節の内転、内旋、伸展に働きます。外転ではありません(外転は三角筋と棘上筋)。
長掌筋は、手掌腱膜に停止し、手関節(橈骨手根関節)の屈曲に働きます。伸展ではありません。
浅指屈筋は中節骨に停止し、近位指節間関節の屈曲に働きます。遠位指節間関節を屈曲させるのは、末節骨に停止する深指屈筋です。
選択肢の確認
1.大円筋-肩関節の外転
誤り。大円筋は内転、内旋、伸展に働きます。
2.長掌筋-橈骨手根関節の伸展
誤り。長掌筋は手関節の屈曲に働きます。
3.浅指屈筋-遠位指節間関節の屈曲
誤り。浅指屈筋は近位指節間関節を屈曲させます。
4.腕橈骨筋-肘関節の屈曲
正しい。橈骨神経支配でありながら肘の屈曲に働きます。
覚えるポイント
- 腕橈骨筋=橈骨神経支配だが肘の屈曲に働く。
- 肘の屈曲=上腕二頭筋(筋皮神経)、上腕筋(筋皮神経)、腕橈骨筋(橈骨神経)。
- 浅指屈筋は近位指節間関節、深指屈筋は遠位指節間関節を屈曲させる。
- 大円筋は内転・内旋・伸展、小円筋は外旋に働く。