30AM16第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)

横隔膜について正しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

横隔膜の神経支配、作用、構造を問う問題です。

発生の由来から支配神経を考えると理解しやすくなります。

解説

横隔膜横隔神経によって支配され、横隔神経は**第3から第5頸神経(C3からC5)**の枝からなります。横隔膜はもともと頸部で発生し、下降しながら神経を引き連れてきたため、頸神経の支配を受けます。したがって頸神経に支配されるという記述が正しくなります。この関係から、C4より上位の頸髄損傷では呼吸筋麻痺が問題になります。

横隔膜は吸気筋です。収縮すると横隔膜が下がって胸腔が広がり、空気が入ります。呼気筋ではありません。安静呼気は横隔膜と外肋間筋の弛緩、および肺の弾性による受動的な過程です。

横隔膜の起始は、胸骨部(剣状突起)、肋骨部(第7から第12肋軟骨)、腰椎部(腰椎)であり、これらの筋線維が中央の腱中心に集まります。腱中心は停止にあたる部分です。

横隔膜の三つの裂孔のうち、大動脈裂孔を通るのは大動脈と胸管、食道裂孔を通るのは食道と迷走神経大静脈孔を通るのは下大静脈です。

選択肢の確認

1.呼気筋である。
誤り。横隔膜は代表的な吸気筋です。

2.頸神経に支配される。
正しい。横隔神経(C3からC5)の支配を受けます。

3.起始部は腱中心である。
誤り。腱中心は停止にあたり、起始は胸骨部、肋骨部、腰椎部です。

4.迷走神経は大動脈裂孔を通る。
誤り。迷走神経は食道裂孔を通ります。

覚えるポイント

  • 横隔膜=吸気筋、**横隔神経(C3からC5)**支配。
  • 三つの裂孔=大動脈裂孔(大動脈と胸管)、食道裂孔(食道と迷走神経)、大静脈孔(下大静脈)
  • 起始は胸骨部・肋骨部・腰椎部、停止は腱中心
  • C4より上位の頸髄損傷では人工呼吸管理が必要となる。
30AM1530AM17
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