30AM15|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
頸椎について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
頸椎の特徴を問う解剖学の問題です。
椎骨の中でも頸椎だけがもつ構造、弯曲の向き、特殊椎骨の名前を確認します。
解説
頸椎の横突起には横突孔があり、ここを椎骨動脈と椎骨静脈が通ります(第7頸椎では椎骨動脈は通常通りません)。横突孔は頸椎だけにみられる特徴です。この点から、後頸部への深い刺鍼では椎骨動脈の損傷に注意が必要になります。
脊柱の弯曲は、頸椎と腰椎が前弯、胸椎と仙椎が後弯です。頸椎は後弯ではありません。
隆椎は第7頸椎です。棘突起が長く、後頸部で最も突出して触れるため、椎骨の高さを数えるときの基準になります。第6頸椎ではありません。
後頭骨と関節面をもつのは**環椎(第1頸椎)**です。環椎の上関節窩が後頭顆と関節して環椎後頭関節をつくります。軸椎(第2頸椎)は歯突起をもち、環椎と正中環軸関節をつくります。
選択肢の確認
1.横突孔がある。
正しい。頸椎の横突起には横突孔があり、椎骨動脈が通ります。
2.後弯している。
誤り。頸椎は前弯しています。
3.第6頸椎は隆椎である。
誤り。隆椎は第7頸椎です。
4.軸椎は後頭骨との関節面をもつ。
誤り。後頭骨と関節するのは環椎(第1頸椎)です。
覚えるポイント
- 横突孔は頸椎だけにあり、椎骨動脈が通る。
- 脊柱の弯曲=頸椎と腰椎が前弯、胸椎と仙椎が後弯。
- 隆椎は第7頸椎、棘突起が突出し高さの基準になる。
- 環椎は後頭骨と、軸椎の歯突起は環椎と関節する。