30AM19|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
静脈について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
静脈の走行と注ぎ先を問う問題です。
浅静脈と深静脈、そして特殊な走行をする静脈を整理します。
解説
大伏在静脈は、足背静脈弓の内側端から起こり、内果の前を通って下肢の内側を上行し、鼠径部の伏在裂孔で大腿静脈に注ぎます。人体で最も長い静脈で、下肢静脈瘤の好発部位でもあります。したがってこの記述が正しくなります。
奇静脈は、右の後胸壁を上行し、上大静脈に注ぎます。腕頭静脈ではありません。下大静脈と上大静脈をつなぐ側副路として重要です。
上肢の浅静脈のうち、橈側皮静脈が三角筋と大胸筋の間の溝を上行し、鎖骨胸筋三角を通って腋窩静脈に注ぎます。尺側皮静脈は上腕の内側を上行し、途中で深部に入って上腕静脈に合流します。
肝静脈は肝臓の後面から出て、直接下大静脈に注ぎます。肝門を通るのは、門脈、固有肝動脈、肝管(と神経、リンパ管)です。
選択肢の確認
1.奇静脈は腕頭静脈に注ぐ。
誤り。奇静脈は上大静脈に注ぎます。
2.大伏在静脈は大腿静脈に注ぐ。
正しい。伏在裂孔で大腿静脈に合流します。
3.尺側皮静脈は鎖骨胸筋三角を通る。
誤り。鎖骨胸筋三角を通るのは橈側皮静脈です。
4.肝静脈は肝門を通る。
誤り。肝静脈は肝の後面から直接下大静脈に注ぎます。
覚えるポイント
- 大伏在静脈=内果の前を通り大腿静脈へ。小伏在静脈=外果の後ろを通り膝窩静脈へ。
- 奇静脈は上大静脈に注ぐ。
- 橈側皮静脈は鎖骨胸筋三角を通って腋窩静脈へ。
- 肝門を通るのは門脈、固有肝動脈、肝管。