31AM25|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
消化管からの吸収について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
消化管における吸収の場所を問う問題です。
栄養素の大部分がどこで吸収されるかを整理します。
解説
モノグリセリドと脂肪酸は、脂質が膵リパーゼで分解されて生じるもので、胆汁酸とともにミセルを形成し、**小腸(主に空腸)**の粘膜から吸収されます。吸収された後、上皮細胞内で中性脂肪に再合成され、カイロミクロンとしてリンパ管(乳び管)へ入ります。したがってこの記述が正しくなります。
グルコースは、糖質が分解されて生じる単糖で、小腸の粘膜から吸収されます。胃では吸収されません。胃で吸収されるのはアルコールや一部の薬物などごく限られたものです。
アミノ酸も、蛋白質が分解されて生じるもので、小腸から吸収されます。結腸ではありません。
水分は、大部分が小腸で吸収され、残りが大腸(主に上行結腸)で吸収されます。直腸で約50パーセントが吸収されるということはありません。
このように、栄養素の吸収の主役は小腸です。輪状ヒダ、腸絨毛、微絨毛によって吸収面積が大きく広げられています。
選択肢の確認
1.グルコースは胃で吸収される。
誤り。小腸で吸収されます。
2.モノグリセリドは小腸で吸収される。
正しい。胆汁酸とともにミセルを形成して小腸から吸収されます。
3.アミノ酸は結腸で吸収される。
誤り。小腸で吸収されます。
4.水分の約50%は直腸で吸収される。
誤り。水分の大部分は小腸で吸収されます。
覚えるポイント
- 栄養素の吸収は小腸が主役(輪状ヒダ、腸絨毛、微絨毛)。
- 糖質とアミノ酸は毛細血管から門脈へ、脂質はリンパ管(乳び管)へ。
- 大腸では主に水分と電解質を吸収する。
- 胆汁酸は回腸末端で再吸収され、腸肝循環する。