31AM24|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午前(科目未分類)
心臓の刺激伝導系について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
心臓の刺激伝導系を問う問題です。
構成する心筋の種類、興奮の伝わる順序、自動能を確認します。
解説
刺激伝導系は、洞房結節→心房→房室結節→ヒス束(房室束)→右脚・左脚→プルキンエ線維の順に興奮を伝えます。したがって、刺激が房室結節からヒス束へ伝わるという記述が正しくなります。房室結節では伝導速度が遅くなり、心房の収縮が終わってから心室が収縮するよう時間差が生まれます。
刺激伝導系は、収縮を担う固有心筋ではなく、興奮の発生と伝導に特化した特殊心筋からなります。
房室結節も自動能をもち、洞房結節が働かなくなったときには補充のペースメーカーとして働きます。ただし固有の興奮頻度は洞房結節より低くなります。自動能の頻度は洞房結節が最も高く、下位ほど低くなります。
プルキンエ線維は心室の心筋に興奮を伝え、心室を収縮させます。心房を収縮させるものではありません。
選択肢の確認
1.固有心筋からなる。
誤り。刺激伝導系は特殊心筋からなります。
2.刺激は房室結節からヒス束へと伝わる。
正しい。伝導の順序として適切です。
3.房室結節は自動能をもたない。
誤り。房室結節も自動能をもち、補充調律の源となります。
4.プルキンエ線維の活動が心房を収縮させる。
誤り。プルキンエ線維は心室に興奮を伝えます。
覚えるポイント
- 刺激伝導系=洞房結節→房室結節→ヒス束→右脚・左脚→プルキンエ線維。
- 刺激伝導系は特殊心筋からなる。
- 洞房結節が正常のペースメーカー。自動能の頻度は下位ほど低い。
- 房室結節での伝導の遅れが、心房と心室の収縮の時間差を生む。