31PM117|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
取穴部位が後頸三角の領域にあるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
頸部の体表区分と経穴の位置を結び付ける問題です。
後頸三角(外側頸三角)の境界を確認します。
解説
後頸三角(外側頸三角)は、胸鎖乳突筋の後縁、僧帽筋の前縁、鎖骨の上縁で囲まれる部分です。これに対し前頸三角は、胸鎖乳突筋の前縁、下顎骨の下縁、前正中線で囲まれます。
天窓は手の太陽小腸経の経穴で、前頸部、甲状軟骨上縁と同じ高さ、胸鎖乳突筋の後縁に取ります。胸鎖乳突筋の後縁にあることから、後頸三角の領域に位置します。したがってこれが正答です。
人迎は足の陽明胃経の経穴で、甲状軟骨上縁の高さ、胸鎖乳突筋の前縁の総頸動脈拍動部にあり、前頸三角の領域です。
天容は手の太陽小腸経の経穴で、下顎角の後方、胸鎖乳突筋の前方の陥凹部にあり、前頸三角の領域です。
扶突は手の陽明大腸経の経穴で、甲状軟骨上縁の高さ、胸鎖乳突筋の前縁と後縁の間にあります。筋の上にあたるため、後頸三角の領域とはされません。
選択肢の確認
1.人 迎
誤り。胸鎖乳突筋の前縁にあり、前頸三角の領域です。
2.天 窓
正しい。胸鎖乳突筋の後縁にあり、後頸三角の領域です。
3.天 容
誤り。下顎角の後方、胸鎖乳突筋の前方にあります。
4.扶 突
誤り。胸鎖乳突筋の前縁と後縁の間、すなわち筋の上にあります。
覚えるポイント
- 後頸三角(外側頸三角)=胸鎖乳突筋の後縁、僧帽筋の前縁、鎖骨で囲まれる。
- 甲状軟骨上縁の高さ=前から人迎(前縁)、扶突(前縁と後縁の間)、天窓(後縁)。
- 後頸三角の深部には腕神経叢と鎖骨下動脈があり、その下方に肺尖がある。
- この部への刺鍼は深さと角度に十分注意する。