31PM116|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
経穴の部位で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
上肢の経穴の部位を検証する問題です。
目印となる筋と、基準からの寸を確認します。
解説
消濼は手の少陽三焦経の経穴で、上腕後面、肘頭と肩峰角を結ぶ線上、肘頭の上方5寸に取ります。この記述は正しく、これが正答です。この部位には上腕三頭筋があります。
青霊は手の少陰心経の経穴で、上腕内側、上腕二頭筋の内側縁、肘窩横紋の上方3寸に取ります。選択肢の「上腕二頭筋長頭と短頭の間、腋窩横紋前端の下方2寸」という記述は天泉(手の厥陰心包経)の部位です。
侠白は手の太陰肺経の経穴で、上腕前外側、上腕二頭筋外側縁、腋窩横紋前端の下方4寸に取ります。選択肢の「下方3寸」は天府の部位です。
手五里は手の陽明大腸経の経穴で、上腕外側、曲池と肩髃を結ぶ線上、肘窩横紋の上方3寸に取ります。選択肢の「上方7寸」は臂臑の位置に相当します。
選択肢の確認
1.青霊は、上腕二頭筋長頭と短頭の間、腋窩横紋前端の下方 2 寸にある。
誤り。この記述は天泉の部位です。青霊は上腕内側で肘窩横紋の上3寸にあります。
2.消濼は、肘頭と肩峰角を結ぶ線上、肘頭の上方 5 寸にある。
正しい。三焦経の消濼の部位です。
3.侠白は、上腕二頭筋外側縁、腋窩横紋前端の下方 3 寸にある。
誤り。下方3寸は天府であり、侠白は下方4寸です。
4.手五里は、肘窩横紋外端の上方 7 寸にある。
誤り。手五里は肘窩横紋の上3寸です。上7寸は臂臑に相当します。
覚えるポイント
- 消濼=三焦経、肘頭と肩峰角を結ぶ線上、肘頭の上5寸(上腕三頭筋)。
- 天府=腋窩横紋前端の下3寸、侠白=下4寸(いずれも肺経)。
- 天泉=心包経、上腕二頭筋の長頭と短頭の間、腋窩横紋前端の下2寸。
- 手五里=肘窩横紋の上3寸、臂臑=曲池の上7寸(三角筋前縁)。