31PM115|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
顖会について正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
顖会という経穴について、所属、位置、神経支配、周囲の経穴との関係を問う問題です。
解説
顖会は督脈の経穴で、頭部、前髪際の後方2寸、後正中線上に取ります。
この部位は前頭部にあたり、皮膚知覚は三叉神経第1枝である眼神経の枝(眼窩上神経、滑車上神経)が担います。したがって「眼神経の支配領域にある」という記述が正しくなります。
所属する経脈の21番目という記述は誤りです。督脈は長強から始まって28穴が並び、顖会はその中で下から数えて22番目にあたります。
小児では小泉門部にあたるという記述も誤りです。顖会の位置は大泉門にあたります。大泉門は前頭骨と頭頂骨の間にある菱形の膜性部で、生後1年半ほどで閉鎖します。小泉門は後頭部にあり、生後まもなく閉鎖します。乳児では大泉門部への刺鍼は行いません。
目窓と横に並ぶという記述も誤りです。目窓は足の少陽胆経の経穴で、前髪際の後方1.5寸、正中線の外方2.25寸にあり、顖会とは高さが異なります。同じ高さで横に並ぶのは前頂ではなく、この高さの胆経の穴とは一致しません。
選択肢の確認
1.所属する経脈の 21 番目の経穴である。
誤り。督脈の中での順番が一致しません。
2.小児では小泉門部にあたる。
誤り。大泉門部にあたります。
3.眼神経の支配領域にある。
正しい。前頭部は三叉神経第1枝(眼神経)の支配領域です。
4.目窓と横に並ぶ。
誤り。目窓は前髪際の後方1.5寸にあり、高さが異なります。
覚えるポイント
- 顖会=督脈、前髪際の後方2寸。乳児では大泉門にあたり、刺鍼を避ける。
- 前頭部の知覚=三叉神経**第1枝(眼神経)**の眼窩上神経など。
- 督脈の頭部=神庭(前髪際0.5寸)、上星(1寸)、顖会(2寸)、前頂(3.5寸)、百会(5寸)。
- 大泉門は生後1年半ほどで閉鎖、小泉門は生後まもなく閉鎖する。