31PM93|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
三焦を通って臓腑の気になるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
気の分類と、それぞれの分布経路を問う問題です。
三焦を通って全身に行きわたる気はどれかを判断します。
解説
原気(元気)は、腎に蔵された精から化生される、生命活動の最も根本となる気です。三焦を通路として全身に分布し、各臓腑や経絡に至って、その臓腑の気(臓腑の原気)となります。臓腑の働きを支え、成長発育と生殖を推し進める原動力です。したがってこれが正答です。原穴は、この原気が集まり通過するところとされます。
宗気は、水穀の精微と自然界の清気が合わさって生じ、**胸中(膻中)**に集まって、呼吸と心脈を推動します。
衛気は、脈外を行き、体表をめぐって外邪の侵入を防ぎ、皮膚と腠理を温め、汗孔の開闔を調節します。
営気は、脈中を行き、血とともに全身をめぐって栄養します。
このように、原気は三焦、宗気は胸中、衛気は脈外、営気は脈中と、通る場所で区別すると整理しやすくなります。
選択肢の確認
1.宗 気
誤り。胸中に集まり、呼吸と心脈を推動します。
2.衛 気
誤り。脈外を行き、体表を守ります。
3.営 気
誤り。脈中を行き、血とともに全身を栄養します。
4.原 気
正しい。三焦を通って全身に分布し、臓腑の気となります。
覚えるポイント
- 原気=腎精由来、三焦を通路として全身へ、臓腑の気となる。
- 宗気=胸中(膻中)、呼吸と心脈の推動。
- 営気=脈中、栄養。衛気=脈外、防御と温煦、腠理の開闔。
- 原穴は原気が集まるところで、臓腑の虚実に用いる。