31PM92|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
成長や生殖活動を行うもととなる基本的な物質の生理作用で最も適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
まず「成長や生殖活動を行うもととなる基本的な物質」が何かを特定し、その生理作用を選ぶ問題です。
解説
成長、発育、生殖の根本となる基本物質は精です。精には、両親から受け継ぐ先天の精と、飲食物から得られる後天の精があり、いずれも腎に蔵されます。腎精は成長発育と生殖能力を支え、加齢とともに衰えていきます。
精の重要な作用の一つが、神(精神活動、生命活動の現れ)の物質的な基礎となることです。「精は神の宅なり」と表現され、精が充実していれば神も安定し、精が衰えれば健忘、反応の鈍化、意欲の低下といった変化が現れます。したがって「神を維持する」が正答です。また精は髄を生じ、髄は脳を養う(脳は髄海)という関係も、この作用を裏づけます。
血脈を満たすのは血の作用です。
呼吸を推動するのは宗気の作用です。宗気は胸中に集まり、呼吸と心脈を推動します。
体温を一定に保つのは**陽気(衛気)**の温煦作用です。
選択肢の確認
1.神を維持する。
正しい。精は神の物質的基礎となり、精神活動を支えます。
2.血脈を満たす。
誤り。血の作用です。
3.呼吸を推動する。
誤り。宗気の作用です。
4.体温を一定に保つ。
誤り。陽気(衛気)の温煦作用です。
覚えるポイント
- 精=成長発育と生殖の根本。先天の精(腎)と後天の精(脾胃由来)。
- 精は髄を生じ、脳を養う(脳は髄海)。「精は神の宅」。
- 腎は先天の本、脾は後天の本。
- 腎精の不足=発育の遅れ、不妊、耳鳴り、健忘、腰膝のだるさ、白髪と脱毛。