31PM95第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)

肺が外邪の侵襲を防ぎ、臓腑を保護することを示すのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

肺を表す言葉の意味を区別する問題です。

外邪から臓腑を守るという内容に合う言葉を選びます。

解説

華蓋は、もともと貴人の頭上にさしかけるかさを意味します。肺は五臓六腑の中で最も高い位置にあって他の臓腑を覆うため、五臓六腑の華蓋と呼ばれます。かさのように上から覆って外邪の侵襲を防ぎ、臓腑を保護するという意味であり、問題文の内容に一致します。したがってこれが正答です。

嬌臓は、肺が「か弱い臓」であることを表す言葉です。肺は外界と直接つながり、寒熱や燥湿の影響を受けやすく、外邪に侵されやすいという性質を示します。

粛降は、肺の生理作用の一つで、気と津液を下方へ降ろし、呼吸を整え、水道を通調して腎・膀胱へ水を送る働きです。

宣発も肺の生理作用で、気と津液を上方および外方(体表)へ広く行きわたらせ、衛気を体表に散布し、汗孔を通じて汗を排出する働きです。

肺は宣発と粛降という相反する二つの作用によって、呼吸と水液代謝を調節します。

選択肢の確認

1.嬌 臓
誤り。肺が外邪に侵されやすい弱い臓であることを表します。

2.華 蓋
正しい。臓腑を上から覆い、外邪から守ることを表します。

3.粛 降
誤り。気と津液を下降させる肺の作用です。

4.宣 発
誤り。気と津液を上外へ広げる肺の作用です。

覚えるポイント

  • 華蓋=肺が臓腑を覆い外邪から守る。嬌臓=肺は外邪に侵されやすい。
  • 肺の作用=宣発と粛降、気を主り呼吸を主る、治節、水道の通調、皮毛を主る。
  • 肺は鼻に開竅し、皮毛を主る。
  • 肺気虚では易感冒、自汗、息切れがみられる。
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