31PM96|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
降濁作用の補助を受けている作用はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
降濁作用をもつ臓腑を特定し、それによって助けられる作用を選ぶ問題です。
解説
降濁は胃の作用です。胃は飲食物を受納・腐熟したのち、その内容を下方の小腸へ送ります。胃気は降りることを順とするため、これが失われると悪心、嘔吐、噯気といった上逆の症状が生じます。
胃が内容物を下へ送ることにより、その先の大腸が糟粕を伝え送って糞便として排出する働き、すなわち**伝化(伝導)**が助けられます。胃気の下降が滞れば便通も滞るという関係にあり、両者は密接に連動します。したがって伝化が正答です。
疏泄は肝の作用で、気の流れを伸びやかに保ち、情志、消化、月経などを調節します。
粛降は肺の作用で、気と津液を下降させ、水道を通調します。
化物は小腸の作用で、胃から送られた内容をさらに消化し、清濁を分ける(泌別清濁)働きの一部を表します。
選択肢の確認
1.伝 化
正しい。大腸が糟粕を伝え送る働きであり、胃の降濁に助けられます。
2.疏 泄
誤り。肝の作用です。
3.粛 降
誤り。肺の作用です。
4.化 物
誤り。小腸の作用です。
覚えるポイント
- 胃=受納、腐熟、降濁(降りることを順とする)。
- 大腸=伝導(伝化)を主り、糟粕を糞便として排出する。
- 小腸=受盛化物、泌別清濁。
- 胃気の上逆=悪心、嘔吐、噯気、しゃっくり。