31PM97|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
経脈病証で、喉に症状があり、外側前腕皮神経の支配領域に痛みがあるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
経脈病証を、症状の部位と皮神経の支配領域から判断する問題です。
喉の症状と、前腕外側(橈側)の痛みという二つの手がかりを使います。
解説
外側前腕皮神経は筋皮神経の終枝で、前腕の**橈側(外側)**の皮膚知覚を担います。したがって、前腕の橈側に痛みが生じる経脈を考えます。
手の陽明大腸経は、示指の橈側端から起こり、母指と示指の間(合谷)を通り、前腕の橈側を上って肘窩の外側(曲池)に至り、上腕外側から肩、頸を経て顔面に達します。走行が前腕橈側に一致します。
また、大腸経の病証には喉痺(のどの腫れと痛み)、歯痛、頸の腫れ、鼻出血、目の黄染が挙げられます。喉の症状と前腕橈側の痛みという二つの条件を満たすため、これが正答です。
手の少陰心経は上肢の内側後縁を走行し、病証は心痛、咽の乾き、目の黄染などです。
手の少陽三焦経は上肢の後面中央を走行し、病証は耳鳴り、耳聾、目外眥の痛み、頬の痛みが中心です。
手の太陽小腸経は上肢の後内側を走行し、病証は嗌痛、頷の腫れ、肩上腕の痛みが中心です。
選択肢の確認
1.手の少陰経
誤り。上肢内側後縁を走行し、心痛や咽の乾きが中心です。
2.手の少陽経
誤り。上肢後面中央を走行し、耳の症状が中心です。
3.手の陽明経
正しい。前腕橈側を走行し、病証に喉痺が挙げられます。
4.手の太陽経
誤り。上肢後内側を走行し、嗌痛や肩上腕の痛みが中心です。
覚えるポイント
- 手の陽明大腸経=示指橈側端→前腕橈側→肘窩外側→肩→顔面。病証に喉痺、歯痛。
- 上肢の走行=前面は太陰(橈側)・厥陰(中央)・少陰(尺側)、後面は陽明(橈側)・少陽(中央)・太陽(尺側)。
- 外側前腕皮神経=筋皮神経の終枝、前腕橈側の知覚。
- 経脈病証は走行部位と結び付けて覚える。