31PM98|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
六淫で生風を特徴とするのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
六淫の性質のうち、「生風」を特徴とする邪を選ぶ問題です。
火邪(熱邪)が極まると何が起こるかを考えます。
解説
火邪(熱邪)の性質には、次のものがあります。上に燃え上がる炎上性、津液を消耗させる性質、心神を乱して煩躁や意識障害を起こす性質、血を妄行させて出血を起こす動血、そして生風です。
生風とは、熱が極まって内風を生じることをいい、「熱極生風」と表現されます。高熱に伴う痙攣、意識障害、項部の硬直、四肢のひきつりなどが現れます。小児の熱性痙攣もこの考え方で理解されます。したがって火邪が正答です。
風邪は、それ自体が風の邪であり、遊走性、昇散性、変化しやすさ、百病の長という性質をもちます。「生風」は熱が風を生じる過程を表すため、火邪の性質として問われます。
暑邪は夏の陽邪で、炎熱性、昇散性をもち、気と津液を消耗させ、湿を挟みやすい性質があります。
燥邪は乾燥をもたらす邪で、津液を損ない、皮膚や口鼻咽喉の乾燥、乾いた咳を生じます。肺を傷りやすい邪です。
選択肢の確認
1.風 邪
誤り。遊走性と昇散性が特徴で、生風は火邪の性質として挙げられます。
2.暑 邪
誤り。炎熱性と昇散性、湿を挟みやすい性質をもちます。
3.燥 邪
誤り。津液を損ない、乾燥症状を起こします。
4.火 邪
正しい。熱極生風により内風を生じます。
覚えるポイント
- 火邪(熱邪)=炎上性、津液の消耗、心神を乱す、動血、生風(熱極生風)。
- 風邪=遊走性、昇散性、百病の長。
- 暑邪=炎熱、昇散、気津の消耗、湿を挟む。
- 燥邪=乾燥、肺を傷る。寒邪=凝滞、収引。湿邪=重濁、粘滞、趨下。