32AM26|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

生理学

呼吸運動を促進するのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、呼吸中枢を刺激して呼吸運動を促進する要因が問われています。

呼吸運動は、二酸化炭素増加や体液pH低下によって促進されます。

解説

体液のpHが低下するということは、体液が酸性に傾くことです。二酸化炭素が増えると炭酸が増え、pHが低下します。この変化は中枢化学受容器や末梢化学受容器を刺激し、呼吸運動を促進します。

呼吸が促進されると二酸化炭素を排出し、体液のpHを正常へ戻す方向に働きます。

動脈血酸素分圧の上昇や動脈血二酸化炭素分圧の低下は、呼吸促進ではなく呼吸刺激を弱める方向です。体液浸透圧上昇は主に口渇やバソプレシン分泌と関係します。

ひっかけポイント
呼吸を強く刺激するのは、二酸化炭素増加とpH低下です。酸素分圧上昇ではありません。

選択肢の確認

1.体液の浸透圧上昇
誤り。
体液浸透圧上昇は口渇やバソプレシン分泌と関係します。呼吸運動を直接促進する主因ではありません。

2.体液のpH低下
正しい。
体液のpHが低下すると化学受容器が刺激され、呼吸運動が促進されます。酸を排出するために換気が増えます。

3.動脈血酸素分圧の上昇
誤り。
動脈血酸素分圧が上昇している状態では、低酸素刺激は弱くなります。呼吸促進の要因としては不適切です。

4.動脈血二酸化炭素分圧の低下
誤り。
動脈血二酸化炭素分圧が低下すると呼吸中枢への刺激は弱くなります。呼吸運動は促進されにくくなります。

覚えるポイント

  • 呼吸運動は二酸化炭素増加で促進されます。
  • 体液pH低下は呼吸促進の重要な刺激です。
  • 呼吸促進により二酸化炭素が排出されます。
  • 酸素分圧上昇や二酸化炭素分圧低下では呼吸刺激は弱まります。

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