32AM42|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学総論診察・検査心音・呼吸音・画像検査・尿量・徒手検査
呼吸音が減弱するのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、呼吸音が減弱する病態を選びます。
無気肺では肺胞が虚脱して換気が低下するため、呼吸音が弱くなります。
解説
呼吸音は、空気が気道や肺胞に出入りすることで胸壁から聴取されます。肺に空気が入りにくい状態、胸壁まで音が伝わりにくい状態では、呼吸音が減弱します。
無気肺では、気道閉塞や圧迫などにより肺胞がつぶれて換気が低下します。そのため、患側の呼吸音が減弱または消失することがあります。
気管支炎や気管支肺炎では、副雑音や湿性ラ音などが聴取されることがあります。肺線維症では捻髪音、特にfine cracklesが重要です。
ひっかけポイント
呼吸音が弱いときは、空気が入らない、または音が伝わらない状態を考えます。無気肺、気胸、胸水などが代表です。
選択肢の確認
1.無気肺
正しい。
無気肺では肺胞が虚脱し、換気が低下します。そのため、患側の呼吸音が減弱します。
2.気管支炎
誤り。
気管支炎では咳や痰がみられ、呼吸音に副雑音を伴うことがあります。呼吸音減弱を最も特徴とする病態ではありません。
3.肺線維症
誤り。
肺線維症では間質の線維化により、聴診で捻髪音が重要です。呼吸音減弱よりもfine cracklesを押さえます。
4.気管支肺炎
誤り。
気管支肺炎では湿性ラ音などの副雑音が聴取されることがあります。呼吸音減弱の代表としては無気肺が適切です。
覚えるポイント
- 呼吸音減弱は肺に空気が入りにくいときに起こります。
- 無気肺では呼吸音が減弱します。
- 肺線維症ではfine cracklesが重要です。
- 気胸や胸水でも呼吸音減弱がみられます。