32AM50|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論神経・認知症・神経筋疾患アルツハイマー病・ギランバレー症候群・パーキンソン病
アルツハイマー病で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、アルツハイマー病の病理と初期症状が問われています。
アルツハイマー病では、アミロイドβ蛋白質の蓄積が重要です。
解説
アルツハイマー病は認知症の代表的疾患です。病理学的には、アミロイドβの蓄積による老人斑、タウ蛋白の異常による神経原線維変化が重要です。
臨床では、初期から近時記憶障害、記銘力障害がみられます。新しいことを覚えにくい、同じことを何度も聞く、物忘れが目立つなどが典型です。
ラクナ梗塞の多発は脳血管性認知症で考えます。前頭葉の萎縮が目立つのは前頭側頭型認知症です。アルツハイマー病では側頭葉内側、特に海馬の萎縮が重要です。
ひっかけポイント
アルツハイマー病はアミロイドβ、海馬萎縮、近時記憶障害をセットで覚えます。
選択肢の確認
1.ラクナ梗塞の多発により発症する。
誤り。
ラクナ梗塞の多発は脳血管性認知症の原因として考えます。アルツハイマー病の主病態ではありません。
2.アミロイドb蛋白質が蓄積する。
正しい。
アルツハイマー病ではアミロイドβ蛋白質が蓄積し、老人斑が形成されます。正しい記述です。
3.初期には記銘力障害はみられない。
誤り。
アルツハイマー病では初期から記銘力障害や近時記憶障害がみられます。
4.MRI検査では前頭葉の萎縮が特徴的である。
誤り。
アルツハイマー病では海馬を含む側頭葉内側の萎縮が重要です。前頭葉萎縮は前頭側頭型認知症で考えます。
覚えるポイント
- アルツハイマー病ではアミロイドβ蛋白質が蓄積します。
- 初期から近時記憶障害、記銘力障害がみられます。
- MRIでは海馬萎縮が重要です。
- 前頭葉萎縮は前頭側頭型認知症で考えます。