32AM9|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
医療概論・衛生学・公衆衛生学・関係法規健康づくり・疫学・国際目標食中毒・飲酒・寄与危険度・SDGs
ある要因への曝露群と非曝露群の罹患率の差を評価する疫学指標はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、疫学指標のうち、曝露群と非曝露群の罹患率の差を表すものを選びます。
罹患率の差は、寄与危険度です。
解説
疫学では、ある要因に曝露された群と、曝露されていない群を比較して、病気の起こりやすさを評価します。
寄与危険度は、次のように考えます。
曝露群の罹患率 - 非曝露群の罹患率 = 寄与危険度
これは、曝露によってどれだけ罹患率が増えたかを示します。
一方、相対危険度は罹患率の比です。オッズ比は症例対照研究などで用いられる比の指標です。有病率は、ある時点や期間に病気を持っている人の割合です。
ひっかけポイント
「差」なら寄与危険度、「比」なら相対危険度やオッズ比です。
選択肢の確認
1.寄与危険度
正しい。
寄与危険度は、曝露群の罹患率と非曝露群の罹患率の差を示す指標です。設問に一致します。
2.オッズ比
誤り。
オッズ比は曝露と疾病の関連の強さを比で示す指標です。罹患率の差を評価するものではありません。
3.有病率
誤り。
有病率は、ある時点または期間に集団内で疾病を持っている人の割合です。曝露群と非曝露群の罹患率の差ではありません。
4.相対危険度
誤り。
相対危険度は、曝露群の罹患率を非曝露群の罹患率で割った比です。差ではなく比を評価します。
覚えるポイント
- 寄与危険度は罹患率の差です。
- 相対危険度は罹患率の比です。
- オッズ比はオッズの比です。
- 有病率は病気を持つ人の割合です。