32AM5第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

医療概論・衛生学・公衆衛生学・関係法規健康づくり・疫学・国際目標食中毒・飲酒・寄与危険度・SDGs

海産魚介類の生食により激しい胃痛を起こすのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、海産魚介類の生食後に激しい胃痛を起こす病原体を選びます。

サバ、イカ、アジ、サンマなどの生食後に急な強い心窩部痛を起こす場合、アニサキスを考えます。

解説

アニサキス症は、アニサキス幼虫が寄生した魚介類を生、または加熱不十分で食べることで起こります。

胃アニサキス症では、食後数時間以内に強い心窩部痛、悪心、嘔吐などが出ることがあります。治療では胃内視鏡で虫体を確認し、摘出することが基本です。

予防には、十分な加熱、または適切な冷凍処理が有効です。酢でしめるだけではアニサキスを確実に死滅させることはできません。

ひっかけポイント
海産魚介類の生食、急な激しい胃痛、下痢が目立たない場合はアニサキス症を疑います。

選択肢の確認

1.クリプトスポリジウム
誤り。
クリプトスポリジウムは原虫で、水系感染による下痢症を起こします。海産魚介類の生食による激しい胃痛の代表ではありません。

2.黄色ブドウ球菌
誤り。
黄色ブドウ球菌食中毒では、食品中に産生された毒素により嘔吐や腹痛を起こします。海産魚介類の生食による激しい胃痛としてはアニサキスが適切です。

3.サルモネラ属
誤り。
サルモネラ属は鶏卵や食肉などに関連し、発熱、腹痛、下痢などを起こします。海産魚介類生食後の激しい胃痛の代表ではありません。

4.アニサキス
正しい。
アニサキスは海産魚介類に寄生することがあり、生食により胃壁に刺入して激しい胃痛を起こします。

覚えるポイント

  • 海産魚介類の生食後の激しい胃痛はアニサキスを考えます。
  • サバ、イカ、アジ、サンマなどが原因になり得ます。
  • 治療は胃内視鏡による虫体摘出が基本です。
  • 予防には十分な加熱または適切な冷凍処理が重要です。

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