32PM114|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
経絡経穴概論取穴法・体表指標天牖・陰都と中脘・膻中・命門・膝窩・上腕・経火穴・腋窩
膻中について正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、任脈の膻中の性質と周囲の経穴との位置関係が問われています。
膻中は前胸部の重要穴で、八会穴の気会であり、心包の募穴です。
解説
膻中は任脈の経穴で、前正中線上、第4肋間の高さに取ります。左右の乳頭を結ぶ線の高さを目安にすることが多いです。
同じ高さで前正中線の外方6寸にある経穴は、脾経の天渓です。したがって、選択肢4が正しいです。
膻中は心の募穴ではなく心包の募穴です。また、八脈交会穴ではなく八会穴の気会です。胸骨上窩を基準に取る代表は天突です。
ひっかけポイント
膻中は心包募、気会です。心募や八脈交会穴と混同しないようにします。
選択肢の確認
1.心の募穴である。
誤り。
膻中は心包の募穴です。心の募穴ではありません。
2.八脈交会穴の一つである。
誤り。
膻中は八会穴の気会です。八脈交会穴ではありません。
3.胸骨上窩を基準に取穴する。
誤り。
胸骨上窩を基準に取る代表的な任脈の経穴は天突です。膻中は第4肋間の高さを基準に取ります。
4.外方6寸は天渓である。
正しい。
膻中と同じ高さで前正中線の外方6寸にあるのは天渓です。胸部の横の位置関係として重要です。
覚えるポイント
- 膻中は前正中線上、第4肋間の高さにあります。
- 膻中は心包の募穴です。
- 膻中は八会穴の気会です。
- 膻中の外方6寸は天渓です。
- 胸骨上窩を基準にする経穴は天突です。