32PM170|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
はり理論鍼刺激と神経生理一次痛・痛覚伝導・発汗・NO
鍼刺激による皮膚の血流増加に関係するのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、鍼刺激による局所皮膚血流増加に関わる物質が問われています。
血管内皮由来の血管拡張物質として重要なのがNOです。
解説
NOは一酸化窒素で、血管内皮細胞から産生される代表的な血管拡張物質です。血管平滑筋を弛緩させることで、皮膚血流を増加させます。
鍼刺激では、局所の神経反射、軸索反射、血管内皮由来の反応などが関与して、皮膚血流が増加することがあります。その一つとしてNOが重要です。
セロトニンは血管や神経伝達に関与しますが、鍼刺激による皮膚血流増加の代表としてはNOが適切です。アンジオテンシンやノルアドレナリンは血管収縮に関係しやすい物質です。
ひっかけポイント
皮膚血流増加、血管拡張、内皮由来ときたらNOを考えます。
選択肢の確認
1.NO
正しい。
NOは血管内皮由来の血管拡張物質で、鍼刺激による皮膚血流増加に関係します。
2.セロトニン
誤り。
セロトニンは神経伝達や血管反応に関係しますが、鍼刺激による皮膚血流増加の代表物質としてはNOが最も適切です。
3.アンジオテンシン
誤り。
アンジオテンシンは血管収縮や血圧上昇に関係する物質です。皮膚血流増加を説明する物質としては不適切です。
4.ノルアドレナリン
誤り。
ノルアドレナリンは交感神経終末から放出され、血管収縮に関与します。皮膚血流増加に最も関係する物質ではありません。
覚えるポイント
- NOは一酸化窒素です。
- NOは血管内皮由来の血管拡張物質です。
- 鍼刺激による皮膚血流増加に関係します。
- ノルアドレナリンやアンジオテンシンは血管収縮方向で整理します。