32PM177|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
きゅう理論灸刺激と生体反応温熱伝達・脳幹網様体・交感神経・胃運動・炎症・コルチゾール
施灸による交感神経活動の亢進反応はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、交感神経活動が亢進したときに起こる生体反応を選びます。
交感神経が亢進すると、心拍出量や末梢血管抵抗が増え、血圧上昇が起こりやすくなります。
解説
施灸による刺激が侵害刺激として働くと、自律神経反射が起こることがあります。交感神経活動が亢進すると、心拍数や心収縮力が増し、血管収縮も起こりやすくなり、血圧は上昇方向に変化します。
皮膚血管拡張は局所反応や副交感神経様反応、軸索反射などで考えます。瞳孔括約筋収縮は副交感神経による縮瞳です。交感神経では瞳孔散大筋が働き、散瞳します。
気管支平滑筋は交感神経β2作用で弛緩し、気管支は拡張します。収縮ではありません。
ひっかけポイント
交感神経は「闘争・逃走」の反応です。血圧上昇、散瞳、気管支拡張をセットで覚えます。
選択肢の確認
1.血圧上昇
正しい。
交感神経活動が亢進すると、心臓の働きや血管収縮が増し、血圧上昇が起こります。施灸による交感神経反応として適切です。
2.皮膚血管拡張
誤り。
交感神経活動の亢進では、一般に皮膚血管は収縮しやすくなります。皮膚血管拡張は局所の軸索反射やNOなどで考えます。
3.瞳孔括約筋収縮
誤り。
瞳孔括約筋は副交感神経により収縮し、縮瞳を起こします。交感神経では瞳孔散大筋が働きます。
4.気管支平滑筋収縮
誤り。
交感神経β2作用により気管支平滑筋は弛緩し、気管支は拡張します。収縮は副交感神経の作用として考えます。
覚えるポイント
- 交感神経活動亢進では血圧上昇が起こりやすいです。
- 交感神経では散瞳が起こります。
- 交感神経では気管支平滑筋が弛緩します。
- 皮膚血管拡張は局所反応や軸索反射と区別します。