33AM44|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学総論症候・検査所見易感染性・便秘・チアノーゼ・声音振盪・脳神経
便秘の原因で最も適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、便秘を起こしやすい原因を選びます。
オピオイドは腸管運動を抑制し、便秘を起こしやすい薬剤として重要です。
解説
オピオイドは強い鎮痛作用を持つ薬剤ですが、副作用として便秘を起こしやすいです。腸管の蠕動運動が低下し、腸内容物の通過が遅くなり、水分吸収が進むため便が硬くなります。
ノロウイルス感染や乳糖不耐症では、一般に下痢をきたしやすいです。胃切除後はダンピング症候群などにより下痢や腹部症状が問題になることがあります。
ひっかけポイント
薬剤性便秘ではオピオイド、抗コリン薬、鉄剤などを考えます。感染性胃腸炎や乳糖不耐症は下痢を考えます。
選択肢の確認
1.オピオイド内服
正しい。
オピオイドは腸管運動を低下させ、便秘を起こしやすい薬剤です。疼痛治療中の便秘対策として重要です。
2.胃切除
誤り。
胃切除後にはダンピング症候群や消化吸収の変化により、下痢や腹部症状がみられることがあります。便秘の原因として最も適切ではありません。
3.ノロウイルス感染
誤り。
ノロウイルス感染では急性胃腸炎を起こし、嘔吐や下痢が主症状となります。便秘の原因としては不適切です。
4.乳糖不耐症
誤り。
乳糖不耐症では乳糖を消化できず、腹部膨満、腹痛、下痢がみられます。便秘ではなく下痢を考えます。
覚えるポイント
- オピオイド内服は便秘の代表的原因です。
- オピオイドは腸管蠕動を抑制します。
- ノロウイルス感染では下痢や嘔吐が中心です。
- 乳糖不耐症では下痢や腹部膨満を考えます。