33AM54第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

臨床医学各論呼吸器・アレルギーCOPD・気管支喘息・アナフィラキシー

COPDについて最も適切なのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、COPDの危険因子、症状、合併症、禁煙の意味が問われています。

COPDは喫煙と強く関連し、肺癌の合併にも注意が必要です。

解説

COPDは慢性閉塞性肺疾患で、長期の喫煙などにより気道や肺胞が障害され、慢性的な気流閉塞をきたします。労作時呼吸困難、慢性咳嗽、喀痰が代表的です。

COPD患者では、喫煙歴や肺の慢性炎症を背景に、肺癌の合併にも注意が必要です。定期的な評価と禁煙支援が重要です。

受動喫煙もCOPDのリスクに関与します。呼吸困難は初期から安静時に出るのではなく、まず労作時に出やすいです。禁煙は進行抑制に非常に重要ですが、すでに低下した呼吸機能が完全に改善するとは限りません。

ひっかけポイント
COPDでは禁煙が最重要ですが、「呼吸機能が改善する」と断定するより、進行を抑えると考えます。

選択肢の確認

1.受動喫煙は関与しない。
誤り。
受動喫煙もCOPDの発症や悪化に関与します。喫煙者本人だけでなく、周囲の煙への曝露も問題になります。

2.肺癌の合併に注意する。
正しい。
COPDでは肺癌の合併に注意が必要です。喫煙歴が背景にあることが多く、呼吸器症状の変化にも注意します。

3.安静時の呼吸困難が特徴である。
誤り。
COPDでは初期には労作時呼吸困難が中心です。進行すると安静時にも呼吸困難が出ることがありますが、特徴としては労作時呼吸困難を押さえます。

4.禁煙で呼吸機能は改善する。
誤り。
禁煙はCOPDの進行抑制に最も重要ですが、低下した呼吸機能が大きく改善するとは限りません。進行を遅らせる目的が中心です。

覚えるポイント

  • COPDは喫煙と強く関係します。
  • 受動喫煙もリスクになります。
  • COPDでは労作時呼吸困難、慢性咳嗽、喀痰が重要です。
  • 肺癌の合併に注意します。
  • 禁煙は進行抑制に重要です。

関連問題

33AM5333AM55
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)