34PM169|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
はり理論鍼刺激と鎮痛機序ひびき・神経線維・迷走神経反射・内因性オピオイド・下行性抑制
ストレス誘発性鎮痛において、下垂体前葉から放出されるのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、ストレス誘発性鎮痛に関与する内因性オピオイドが問われています。
下垂体前葉から放出され、鎮痛に関与する代表的な物質はbエンドルフィンです。
解説
ストレス誘発性鎮痛とは、強いストレスが加わったときに痛みを感じにくくなる現象です。この反応には、内因性オピオイドや下行性疼痛抑制系が関与します。
bエンドルフィンは内因性オピオイドの一つで、下垂体前葉から放出されます。オピオイド受容体に作用し、鎮痛に関係します。
オキシトシンは下垂体後葉から放出され、子宮収縮や射乳に関係します。アドレナリンは副腎髄質から分泌されます。コルチゾールは副腎皮質から分泌されます。
ひっかけポイント
下垂体前葉からの内因性オピオイドといえばbエンドルフィンです。副腎ホルモンと混同しないようにします。
選択肢の確認
1.オキシトシン
誤り。
オキシトシンは下垂体後葉から放出され、子宮収縮や射乳に関与します。ストレス誘発性鎮痛で下垂体前葉から放出される代表ではありません。
2.アドレナリン
誤り。
アドレナリンは副腎髄質から分泌されるカテコールアミンです。下垂体前葉から放出される物質ではありません。
3.コルチゾール
誤り。
コルチゾールは副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンです。下垂体前葉から放出される鎮痛関連物質ではありません。
4.bエンドルフィン
正しい。
bエンドルフィンは下垂体前葉から放出される内因性オピオイドで、ストレス誘発性鎮痛に関与します。
覚えるポイント
- bエンドルフィンは内因性オピオイドです。
- bエンドルフィンは下垂体前葉から放出されます。
- ストレス誘発性鎮痛には内因性オピオイドが関与します。
- オキシトシンは下垂体後葉、アドレナリンは副腎髄質、コルチゾールは副腎皮質で整理します。