3AM53|第3回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第3回午前(科目未分類)
炎症の分類について適切でない組合せはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
炎症を滲出物や組織反応の特徴から分類し、代表疾患と対応させる問題です。結核は特異性炎・肉芽腫性炎として覚えます。
解説
熱傷では血管透過性亢進により血清に近い液体が滲出し、漿液性炎を示すことがあります。消化管粘膜の刺激で粘液分泌が増える炎症はカタル性炎、ブドウ球菌感染で好中球と膿が集まる炎症は化膿性炎です。結核では類上皮細胞、ラングハンス型巨細胞、乾酪壊死などを伴う結核性肉芽腫が形成され、増殖性炎・特異性炎に分類されます。単純な変質性炎との組合せは適切ではありません。
選択肢の確認
1.火傷 ― 漿液性炎:正しい。軽度の熱傷では血管透過性亢進による漿液性炎がみられます。
2.結核 ― 変質性炎:誤り。結核は肉芽腫を形成する特異性炎・増殖性炎として整理されます。
3.暴飲暴食 ― カタル性炎:正しい。胃腸粘膜の刺激では粘液分泌を伴うカタル性炎が起こり得ます。
4.ブドウ球菌感染症 ― 化膿性炎:正しい。ブドウ球菌感染は膿瘍などの化膿性炎を起こしやすいです。
覚えるポイント
- 熱傷は漿液性炎を示し得る。
- 結核は肉芽腫性の特異性炎である。
- カタル性炎は粘膜の粘液分泌を伴う。
- ブドウ球菌は化膿性炎を起こしやすい。