3PM150|第3回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第3回午後(科目未分類)
刺鍼により手部皮膚血管は一過性に収縮する。機序として正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
刺鍼直後の皮膚血管反応を自律神経と受容体から説明する問題です。一過性血管収縮は交感神経のα受容体刺激によって起こります。
解説
皮膚血管は主に交感神経性血管収縮線維の支配を受けます。刺鍼刺激によって交感神経活動が一過性に高まり、血管平滑筋のα1受容体が刺激されると、皮膚血管が収縮します。
β2受容体刺激は骨格筋血管などで血管拡張に働くことがあり、副交感神経は皮膚血管を広範に直接支配する主要系ではありません。その後の局所反応では軸索反射や化学物質により発赤・血管拡張がみられることもあります。
選択肢の確認
- 1.交感神経α受容体系の反応である。:正しい。交感神経α受容体刺激は皮膚血管平滑筋を収縮させます。
- 2.交感神経β受容体系の反応である。:誤り。β受容体系、とくにβ2刺激は一般に血管拡張方向に働きます。
- 3.副交感神経亢進反応である。:誤り。皮膚血管の一過性収縮を副交感神経亢進では説明しません。
- 4.交感神経抑制反応である。:誤り。交感神経抑制なら血管収縮は弱まり、拡張方向になります。
覚えるポイント
- 皮膚血管収縮は交感神経α受容体系。
- β2受容体は血管拡張方向。
- 刺鍼後には収縮に続いて局所発赤がみられることもある。