4AM3|第4回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第4回午前(科目未分類)
施術の消毒で誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
鍼具の滅菌と施術部位の皮膚消毒を区別し、清拭方向を判断する問題です。感染予防では、清潔な中心部から汚染の可能性が高い周辺部へ向かう原則を押さえます。
解説
再使用する器具は、耐熱性など器材の性質に応じて高圧蒸気滅菌やエチレンオキサイドガス滅菌などを行います。皮膚消毒では、刺鍼予定点を中心に、中心から外側へ同心円状に清拭し、一度外側へ触れた綿で中心へ戻らないようにします。現在の臨床では単回使用鍼を適切に廃棄し、標準予防策を守ることが基本です。
選択肢の確認
1.鍼は物理的消毒を行う。:正しい。耐熱性のある鍼具には、高圧蒸気などの物理的方法による滅菌が用いられます。
2.鍼のエチレンオキサイドガス(EOG)滅菌は消毒効果が長い。:正しい。EOGは低温で器材内部まで浸透する滅菌法で、包装状態を保てば使用時まで無菌性を維持できます。
3.施術部位の消毒は辺縁部から中心部に向かって行う。:誤り。施術部位は中心から辺縁へ向かって清拭し、周辺の微生物を刺入点へ運ばないようにします。
4.刺鍼部位のアルコール綿での清拭は脱脂効果がある。:正しい。アルコールには消毒作用に加え、皮脂を除去する脱脂作用があります。
覚えるポイント
- 皮膚消毒は中心から外側へ行う。
- 一度外側へ触れた綿を中心へ戻さない。
- 器具は消毒ではなく必要な水準の滅菌を行う。
- 単回使用鍼と標準予防策が基本である。