5PM145第5回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第5回午後(科目未分類)

低周波鍼通電療法について誤っている記述はどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

低周波鍼通電療法で期待される生体作用と、根拠のない作用を区別する問題です。鎮痛や神経機能調整はあり得ますが、脳脊髄圧上昇を目的とする治療ではありません。

解説

低周波鍼通電療法は、刺入した鍼を電極として低周波電流を流し、筋収縮、末梢神経刺激、鎮痛系の賦活などを図る方法です。疼痛抑制、異常知覚や筋緊張の調整、自律神経反応への影響が検討されています。一方、脳脊髄圧を上昇させる作用は治療目的でも一般的効果でもありません。植込み型電気機器の使用者、胸郭を横断する通電、感覚障害部などでは特に安全確認が必要です。

選択肢の確認

1.自律神経機能を調整する。:誤り。自律神経機能への調整作用は低周波鍼通電で検討される作用の一つであり、誤っている選択肢ではありません。
2.異常知覚を改善する。:誤り。末梢神経刺激によりしびれなどの異常知覚が改善する場合があり、誤っている選択肢ではありません。
3.脳脊髄圧を上昇させる。:正しい。脳脊髄圧を上昇させることは一般的作用ではなく、この記述が誤りで正答です。
4.痛みを抑制する。:誤り。下行性疼痛抑制系や内因性オピオイドなどを介した鎮痛が期待されるため、誤っている選択肢ではありません。

覚えるポイント

  • 低周波鍼通電は鎮痛・筋刺激・神経機能調整に用いる。
  • 脳脊髄圧上昇は作用ではない。
  • 通電強度は患者の感覚と筋収縮を確認して調整する。
  • ペースメーカーなど植込み型機器では原則として慎重に判断する。
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